赤ちゃんとはちみつ
こんにちは。きりんです。
今日ははちみつについて。
甘くて美味しいはちみつ。
私は黒酢をお湯で割ってはちみつを入れて飲むのが大好きです。
ところで、皆さんは、満1歳に満たない赤ちゃんへのはちみつの摂取が禁止されていることはご存知でしょうか??
子供を持つママさんには常識ですが、お祖父ちゃんお祖母ちゃん世代や、男性の方は意外と知らない人は多かったりします。
私の父もそのうちの1人。夫も私が教えるまで知りませんでした。
では、なぜはちみつを食べさせてはいけないのか?
はちみつの中には ボツリヌス菌 が混入していることがあります。
この ボツリヌス菌 というのは、酸素を必要としない嫌気性菌という部類の菌で、自然界の土壌などに分布しています。菌は主に低酸素状態を好み、瓶で密閉されたはちみつは格好の温床です。
健康な大人がはちみつでボツリヌス菌を摂取しても問題はありません。しかし、赤ちゃんは消化器官が未発達のため、ボツリヌス菌を摂取してしまうと、腸内でボツリヌス菌の出す毒素が増殖し、最悪の場合死に至ります。
実際、以前5ヶ月の赤ちゃんにお母さんがはちみつを混ぜたジュースを日常的に飲ませており、乳児ボツリヌス症で亡くなった事がニュースになっていましたね。
クックパッドなどのレシピサイトで、離乳食にはちみつを使ったレシピをたまに見かけますが、1歳までは絶対厳禁です!注意しましょう。